2021-01-01から1年間の記事一覧
近頃、書店に行動経済学に関する書籍が増えているように感じます。 行動経済学とは、人は経済行動に対して合理的な存在であると考えている伝統的な経済学に対して、人は非合理的な意思決定も行う存在であると考える学問のことです。 行動経済学は経済学的な…
株式、不動産、外貨や仮想通貨などは、日々のニュースで価格の変動を見聞きすることも多いため、新たに投資を始めてみようと考えている方もいらっしゃると思います。 資産を増やすためには、金融商品への投資は必要不可欠です。しかし投資は資産を減らしてし…
投資を始める上で必ず知っておきたいことは、金融商品のリスクとリターンについてです。リスクの高い商品ばかりに投資をしてしまうと、資産を増やすことができる可能性が高くなりますが、急な価格変動によって大切な資産を失ってしまう可能性も高まります。 …
毎月の給料から天引きされている健康保険料と厚生年金保険料。産休や育休を取得すると、会社からの給料は支払われなくなりますが、これらの社会保険料についてはその期間の納付が免除されます。保険料の支払いが免除されるのは嬉しいですが、保険が使えなく…
子どもが小さいうちは、よく風邪を引きがちで、活発な子どもはケガがつきものです。そのため医療機関にかかる機会も増えていきます。病気やケガで健康保険を利用して診療を受けると自己負担分の支払いをする必要がありますが、多くの自治体では「乳幼児医療…
1日の中でお金のことを1度も考えないで生活している人はほとんどいないと思います。 衣食住に必要な支払いや趣味のための支払い、ケガや病気の際の支払い、老後資金の蓄えなど、日々の暮らしの中で欠かすことができない道具です。家計だけではなく、企業や…
毎月負担している年金保険料。会社員の人は給料から天引きされ、自営業者の人は毎月納付書や口座引き落としによって納付をしていると思います。 同じように毎月支払っているものに健康保険や国民健康保険健康の保険料があります。 こちらは、病気やけがをし…
結婚すると別々だった住居費、水道光熱費、食費などの支払いが1つになり、結婚前よりも家計負担が減ります。 一方で、独身時代のように趣味や好きなことなど自由にお金を使うことは難しくなります。住宅の購入費や子どもの養育・教育費などを協力して支払い…
「貯蓄しよう!」と誓ったものの、つい衝動買いしてしまったり、無駄遣いをしてしまったりして目標を達成できないことがあります。頭ではわかっているけど、なぜか貯蓄という行動に結びつかないのはなぜでしょうか。 人は大事なことを先延ばしにし、目先の利…
育休前に確認したい「育児休業給付金」の基礎知識 育児休業給付金とは、会社を育児のために休んでいる人に国から支給される給付金です。育休中の家庭にとっては、貴重な収入源になります。 育児休業給付金を得ることによって、共働き家庭の場合でも、収入を…
生涯現役時代の到来 2021年4月20日の日本経済新聞で、YKKグループが正社員の定年を廃止したことを報じました(生涯現役 企業が備え YKK、65歳定年を廃止/ダイキンは希望者70歳まで)。 背景にあるのは、2021年4月の改正高年齢者雇用安定法…
働くママには、出産手当金という産休中に給料の3分の2相当をもらえる制度があります。 出産のために会社を休むことによる収入減を補うことができますので、支給対象の方はしっかりと申請しましょう。 出産手当金とは? 出産手当金は、出産のため仕事を休み…
子どもを授かり嬉しい反面、初めての出産で分からないことも多い中で、目先の出産費用が足りるか心配される方もいらっしゃると思います。 今回は、出産にかかる費用ともらえるお金を確認します。 正常分娩の場合は約51万円 出産は病気ではないため、健康保…
子どもが独立するまでには、食事や衣服など生活に必要な養育費、学校の授業料、塾や習い事代などがかかります。 家庭の教育方針によって変わってきますが、子どもひとりにつき、養育費は年間平均で約63万円、教育費を合わせると、大学卒業までに2,000万円…
マイホームを購入する際、親御さんから援助を受けることができる方もいると思います。そうしたときにぜひ利用して欲しい制度が、直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の特例制度です。通常、親御さんからマイホーム取得のために援助されるお金は贈…
マイホームの購入に関するお得な制度では、住宅ローン控除があげられますが、もうひとつお得な制度があります。それが今回ご紹介する、すまい給付金です。マイホーム購入には多くの支出を伴うため、購入資金を補填できる制度はとても大事です。内容をよく知…
マイホームを購入したら必ず利用したい制度に住宅ローン控除があります。 住宅ローン控除は、毎年の所得税等から上限40万円の税額控除を受けることができる制度です。以前は控除期間10年でしたが、控除期間の特例措置により、消費税10%で取得して、2019年…
住宅ローンをどこで借りるかはとても重要です。借入先によって、金利や選べる支払方法が違ったり、保証料や繰り上げ返済にかかる手数料がかからない場合もあります。 マイホーム購入時に不動産会社から提携ローンを紹介されることもあると思います。提携ロー…
住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の2種類があります。 支払い方法によって、毎月の返済負担額や総返済額に違いがありますので、2つの返済方法の特徴を良く理解して、自分たちのライフプランに合った支払い方法を選択しましょう。 元…
マイホームを購入する際、多くの人が利用するであろう住宅ローンは、最も金利が低いローンであるものの、借入額が大きく、返済期間も長いため、支払う利息は多額になります。 例えば、4,000万円を固定金利1.5%で借りて35年で返済(元利均等返済)した場合、…
マイホーム選びの重要な条件のひとつである購入予算。漠然と予算を決めていても、予算オーバーの物件に目がいってしまうこともあると思います。 そうしたときでも、自分たちが購入できるマイホームの購入金額の目安がわかっていれば、判断に迷うことも少なく…
マイホームを購入するときに必要となる税金には、印紙税、登録免許税、不動産所得税があります。また、マイホームを所有している限り、毎年、固定資産税の支払いも必要です。 今回は、マイホームにかかる税金について紹介します。 1 印紙税 印紙税は、印紙…
マイホームの購入に必要な費用は、売り出されている物件価格だけではありません。購入時の諸手続きにかかる費用、税金などがあります。さらに、マイホームを所有している間、ずっとかかり続ける費用もあります。物件価格だけを考えて購入したものの、色々な…
住まいについては、「賃貸物件と購入物件はどちらが得か?」という話題をよく目にします。また結婚すると、親御さんや上司からは「家はいつ買うのか」と聞かれることも多くなると思います。 住まいは暮らしの中心になるべき場所です。損得で住まいを決めたり…
リンダ・グラットン著の『ライフ・シフト』では、これからを生きる私たちは、長寿化の進行により、100年以上生きる時代、すなわり100年ライフを過ごすこととなると述べられています。 人生100年時代が到来し、会社をリタイヤした後の人生は、余生で…
ライフプランを考えるうえで、人生の三大資金といわれるものがあります。 それは、金額が大きく、必要な期間が長期に渡る「住宅資金」「教育資金」「老後資金」のことです。 今回は、そのうちの住宅資金について概要を説明します。 住宅は生活の基盤であり、…
人生の設計図といわれるライフプラン。ライフプランを作成することは、夢を実現するための第一歩となります。 ライフプランの作成には、ライフイベント表と家計の収支が必要です。 ライフイベントとは、人生のいつごろ、どういったことを達成したいのか、も…
夫婦は、これからの人生、お互いに協力しあって作っていくことになります。 子どもを持つ、マイホームを購入する、キャリアアップのために転職する、独立開業するなど、人生において叶えたい夢がたくさんあると思います。 夢を叶えるためには、夫婦の協力が…